明日の日経平均株価予想

　本日の推移と今後の展望

　2023年12月14日

12月の記事　1　2　3　4　5　6　7　8　9　10　11　12　13　14　15　16　17　18　19　20　21　22　23　24　25　26　27　28　29　30

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは前日の終値付近からの始まりとなり、寄付き後は±０付近での小動きが続きました。

　日本時間の午前４時頃、ＦＯＭＣの結果を受け、急上昇が始まります。　金利据え置き、そして来年の利下げに期待した買いが入ったようです。

　株価は３７０００ドルを上回り、大引けは３７０９０ドルの５１２ドル高で終了しました。　史上最高値更新です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小高い始まりとなりました。　米国市場上昇と、為替の円高が相殺された形です。

　寄付き後は買いが優勢で、３３０００円台まで上昇しますが、９時過ぎ頃からは、売り優勢に変わり、マイナス圏に沈んでしまい、３２６００円台まで下落しました。

　売り一巡後は３２６００円台での小動きが続き、午後からは更に売り込まれ、３２４００円に迫るところまで下落します。

　１時頃からは、戻し歩調となり、３２６００円付近まで戻しました。

　終盤から引けにかけては少し軟調となり、大引けは３２５２０円の３１０円安で終了しました。

　米国市場の上昇を受けて始まりましたが、今日も３３０００円が重い状況が続きました。　多くの日本企業の業績は、円安と言う下駄を履いた状況ですので、円高となると結構こたえるのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは大きく上昇し、史上最高値を更新しました。

　前の史上最高値を一気に抜き去り、現在ＮＹダウ先物も上昇しているようですので、まだまだ上があるかのような状況です。

　しかし、ボリンジャーバンドの＋２σ付近まで上げてきて、スピード違反気味になってきています。

　一方日経平均株価は下落しました。　５日移動平均線を少しだけ下回り、かなり危うい状況になっています。

　２５日移動平均線と５日移動平均線が、又裂き状態となり、今日は概ねその間に収まりました。

　方向性は非常に難しいのですが、高値を切り投げている状態ですので、下げトレンドの確立の方が高いのかも知れません。

　今後の焦点としては、半年移動平均線（130日）や、その下の７５日移動平均線を守れるかどうか、そして直近の安値である１２月８日の終値を守れるかどうかで今後の方向性が決まってきそうです。

　明日の日経平均株価予想は、期待を込めて上昇予想としておきます。

　ＮＹダウは突っ走っているのに、日経平均は付いて行けません。　ＮＹダウが上げどまった時の日経平均を想像すると、少し怖いような気もします。

　円高に加え、政治のゴタゴタも心配です。　小手先の内閣改造で支持率が回復すれば良いのですが、回復しなければ岸田退陣も考えられます。

　もしそうなれば、外国人買いは見込めない状況になってしまいます。　気を付けたいですね。（15：38）

　下にアンケートフォームを設置しています。　明日の日経平均株価はどうなるか？　ご意見をお聞かせ下さい。

　株価は多数決で決まると言われています。　できるだけ多くの方が参加してくだされば、統計学上のサンプルとなるかも知れません。

　勿論希望や期待もＯＫです。　コメント、性別、年齢、地域は入れなくても投票できます。

　投票して頂ければ結果が見られるようになっています。

　見るだけでもOKです。　宜しくお願いします。　by 株式勝男

2022年日経平均株価時系列４本値　　2022年ＮＹダウ時系列４本値

リンク