明日の日経平均株価予想

　本日の推移と今後の展望

　2023年12月8日

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本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは高い始まりとなり、寄付き後は売りが優勢でマイナス圏まで下落します。

　しかし下げ続ける事はなく、その後は概ね小高いところでの一進一退となりました。

　後半になると買いが優勢となり、３６１００ドル台半ばまで上昇します。

　終盤から引けにかけては少し軟調となり、大引けは３６１１７ドルの６２ドル高で終了しました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　為替の円高が影響したようです。

　寄付き後は３２４００円付近での小動きが続いていましたが、しだいに右肩下がりの展開に変わり、３２２００円付近まで下落しました。

　売り一巡後は３２２００円付近でのもみ合いに変わり、概ね動かない相場が続きました。

　引けにかけても動きは無く、大引けは３２２００円の６６０円安で終了しました。

　米国市場はしっかりしていたのですが、為替が急激に円高方向に動いた事で、日経平均株価は大きく下落しました。　日銀の植田和男総裁の参議院財政金融委員会での発言がきっかけだったのではないかと伝わっています。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは小幅上昇となり、日柄調整が続いています。

　５日移動平均線を下回りましたが、今は横ばい状態ですので、心配はありません。

　しかし今夜は雇用統計がありますので、その結果によって上下どちらかに振れる可能性があります。

　一方日経平均株価は大きく下落しました。　半年移動平均線（130日）とその下の７５日移動平均線を下回り、株価の下には明確な支持線が無くなってしまいました。

　まずは心理的な支持線として３２０００円がありますが、そこで下げ止まらなければ、以前に申し上げていた窓埋めの動きとなり、３１０００円割れも考えられます。

　５日移動平均線と２５日移動平均線がデッドクロスし、下落相場に変わりましたので、安いからと言って不用意に買いを入れると火傷しますので、気を付けて下さい。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、下落予想です。

　為替は今のところ１４３円台後半で止まっていますので、その辺りは折り込んだとして、次は今夜の米雇用統計が気になります。

　その結果で再び為替が動く可能性がありますので、今はやらない方が良い時期なのかも知れません。　「休むも相場」です。（15：29）

　下にアンケートフォームを設置しています。　来週月曜日の日経平均株価はどうなるか？　ご意見をお聞かせ下さい。

　株価は多数決で決まると言われています。　できるだけ多くの方が参加してくだされば、統計学上のサンプルとなるかも知れません。

　勿論希望や期待もＯＫです。　コメント、性別、年齢、地域は入れなくても投票できます。

　投票して頂ければ結果が見られるようになっています。

　見るだけでもOKです。　宜しくお願いします。　by 株式勝男

2022年日経平均株価時系列４本値　　2022年ＮＹダウ時系列４本値

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