明日の日経平均株価予想

　本日の推移と今後の展望

　2023年3月10日

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本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは高い始まりとなり、寄付き後は買いが優勢で３３０００ドルに迫ります。

　しかしそれが天井となり、上下を繰り返しながら下値を切り下げる動きが続き、マイナス圏に沈んでしまいました。

　後半になると下げが加速する動きとなり、大引けは３２２５４ドルの５４３ドル安で終了しました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後は２８１００円付近まで戻しますが、そこから上は買われず、概ね２８０００円台での一進一退が続きます。

　お昼前に日銀金融政策決定会合の結果が出て来て、現状維持と言う事で一瞬買いが入りますが、すぐに弱ってしまい、午後からは２８０００円を下回ります。

　その後は２７９００円付近でのもみ合いが続き、概ね安値圏で固まってしまいました。

　引けにかけては安値を更新する動きとなり、大引けは２７８６０円の５１０円安で終了しました。

　米国市場が安かった事も影響したようですが、ＳＱが明け、相場が一変したようにも見えますので、来週は調整が入るかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは大きく下落し、半年移動平均線（130日）を下回ってしまいました。

　これまで２度下げ止まっていたのですが、３度目の正直で割り込んだ形です。

　パラボリックは陰転し、ボリンジャーバンドの－２σを下回りましたので、今後下げが加速する可能性が出てきました。　危うい状況です。

　一方日経平均株価も下落しました。　５日移動平均線を下回り、こちらも危うい状況です。

　一昨日、陽線で上昇し、昨日、上に窓を空けて十字足となりました。　そして今日は窓を空けて陰線となりましたので、宵の明星が完成してしまいました。

　宵の明星は下落を示唆していますので、日経平均株価は調整入りの可能性が高くなりました。　来週からは彼岸底に向かうかも知れません。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、下落予想です。

　ＮＹダウ先物は、現在３桁の下落となっていますので、要注意です。

　ロイターによりますと、９日の米国株式市場で、米金融持ち株会社ＳＶＢファイナンシャル・グループの株価が６２％超急落した。バランスシートを補強し、資金繰りに苦しむ新興企業からの預金減少を乗り切るため、前日に１７億５０００万ドルの株式売却を発表したことを受けた。　詳しくはこちら

　金融機関のこのような悪いニュースは、リーマンショックとダブりますので、どうしても買いは手控えてしまいます。（15：35）

　下にアンケートフォームを設置しています。　来週月曜日の日経平均株価はどうなるか？　ご意見をお聞かせ下さい。

　株価は多数決で決まると言われています。　できるだけ多くの方が参加してくだされば、統計学上のサンプルとなるかも知れません。

　勿論希望や期待もＯＫです。　コメント、性別、年齢、地域は入れなくても投票できます。

　投票して頂ければ結果が見られるようになっています。

　見るだけでもOKです。　宜しくお願いします。　by 株式勝男

2022年日経平均株価時系列４本値　　2022年ＮＹダウ時系列４本値

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