明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2020年10月7日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは小高い始まりとなり、寄り付き後は概ねプラス圏での推移が続きました。

　後半に２８３００ドル台まで上昇しますが、その直後から急落が始まり、２８０００ドルを下回ってしまいました。

　トランプさんが、新型コロナウイルス経済対策を巡る民主党との協議を大統領選挙後まで停止すると発表したことが原因のようです。

　終盤から引けにかけては２７８００ドル付近での小動きが続き、大引けは３７５ドル安で終了しました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後は少し下に振られますが、すぐに立ち直り、１０時以降はしっかり回復し、１１時台には±０まであと１０円というところまで戻しました。

　その後から午後にかけては少し調整しますが、１時台に再びあと１０円のところまで戻します。　しかし今度も±０には届きません。

　２時半を過ぎた頃にもう一度±０に迫り、３度目は何とかクリアしました。

　引けにかけては±０付近での小動きが続き、大引けは２３４１０円の１０円高で終了しました。　現物の日経平均株価は１０円安でした。

　ＮＹダウの上げの勢いはトランプさんに止められましたが、日経平均は強い動きが見られました。　ＮＹダウ安というハンデがなければ高値を抜けていたのかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは下落し、５日移動平均線を下回り、その下の２５日移動平均線で止まったような形になっています。

　２５日移動平均線と一目均衡表の雲の上限は、概ね同じようなところに位置していますので、今後の上昇を見込むのなら、これ以上下げられないところだと思います。

　２５日移動平均線は下向きですので、支持線となりえるかどうか、不透明なところです。

　一方日経平均株価は、下落しましたが、ローソク足は陽線で、思ったよりも底堅い動きでした。

　５日移動平均線付近で始まり、場中にその上の２５日移動平均線を上回り、しっかりした動きでしたが、なぜこんなに強いのでしょう？

　しかしＮＹダウが弱いと日経平均の上値は限られますので、買いは増やしたくないと言うのが本心です。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。

　ロイターによりますと、ＦＲＢのパウエル議長は、米経済は完全回復からはるかに遠く、新型コロナウイルス感染拡大が効果的に制御できず、成長が抑制されれば、下方スパイラルに陥る恐れがあると述べたようです。

　米国のコロナは下火にならず、ホワイトハウスでクラスターが発生し大統領までもが感染してしまう状況ですので、なめてかからない方が良いのかも知れませんね。

　明日は弱い木曜日で、今年の木曜日の成績は１５勝２２敗です。

　「日経平均株価予想　掲示板」も、よろしくお願いします。

　10月

　上げの特異日　 6日（火）　16（金）　22日（木）

　下げの特異日　なし

上げの特異日・下げの特異日より

　下にアンケートフォームを設置しています。　明日の日経平均株価はどうなるか？　ご意見をお聞かせ下さい。

　株価は多数決で決まると言われています。　できるだけ多くの方が参加してくだされば、統計学上のサンプルとなるかも知れません。

　勿論希望や期待もＯＫです。　コメント、性別、年齢、地域は入れなくても投票できます。

　投票して頂ければ結果が見られるようになっています。

　見るだけでもOKです。　宜しくお願いします。　by 株式勝男

2020年の過去記事

2020年日経平均株価時系列４本値　　2020年ＮＹダウ時系列４本値

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