明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2019年5月30日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは安い始まりとなり、寄り付き後は一進一退の動きを繰り返していましたが、しだいに右肩下がりの展開に変わり、２５０００ドルを下回るところまで売り込まれました。

　その後は少し戻しますが、本格反騰にはつながらず、後半に再び２５０００ドル付近まで下げてしまいます。

　終盤から引けにかけては戻し歩調となりますが、結局２００ドルを超える下落で大引けとなりました。　下落が止まりません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後は少し上に振れる時間帯がありましたが、すぐに右肩下がりとなり２０８００円台前半まで下げてしまいました。

　その後は反発に転じますが、朝の高値までは届かず、１０時半頃からは再び下落に転じ、安値圏まで戻されました。

　午後になると緩やかな右肩上がりの展開に変わります。　２時台には２０９００円台に乗せその後も堅調相場が続きます。

　引けにかけてもしっかりした相場が続き、大引けは２０９３０円の２０円安で終了しました。

　米国市場の下落に比べると、しっかりした動きにも見えましたが、今日の午後からの為替が円安方向に動いていた事に助けられたようです。　しかし、底を打ったかどうかは、まだ分かりません。　今夜の米国市場が心配です。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは１３日に付けた今月の安値を下回り、どこまで下げるか分からなくなってきました。　２月の安値にほぼ並んだ形になっていますので、ここで止まれば良いのですが、もし止まらなければ奈落の底へ落ちて行く事も想定しておく必要がありそうです。

　ローソク足は陰線ながら長い下ヒゲを付けていますので、終盤の流れが継続するのなら、今夜の反発も可能性が無いわけではありません。

　もし反発したとして、その反発力に注目したいところです。　トレンドは下向きですので、ショボい反発では、更に売りを浴びせられかねません。

　一方日経平均株価は、小幅下落で終了しました。　マイナスながら高値引けです。　２１０００円を下回って終わりましたが、今月１４日の場中の安値は下回っていませんので底打ちの可能性が消えた訳ではありません。

　しかし、トレンドは下向きですので、逆張りで買うのも怖いところです。

　今夜のＮＹダウがどうなるのか？　底打ちの動きが見られるのか？　それを確認してからでも遅くは無いと思いますよ。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想としておきますが、ＮＹダウしだいでどうなるか分かりません。

　仮に下落して１４日の安値を下回るような事になれば、２００００円辺りまでは考えておかなくてはならないのでしょうね。

　今（15：30）のところＮＹダウ先物は小幅上昇となっていますので、何とか頑張って欲しいですね。

　「日経平均株価予想　掲示板」も、よろしくお願いします。

　5月

　上げの特異日　8日（水）10日（金）28日（火）

　下げの特異日　23日（木）30日（木）

上げの特異日・下げの特異日より

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2019年の過去記事

2019年日経平均株価時系列４本値　　2019年ＮＹダウ時系列４本値

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