明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年12月28日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共にクリスマスの為休場でした。　そのため本日の寄り付きは日本独自の動きとなりました。　小幅安で始まった日経平均先物は、少しもみ合った後、急上昇となります。　来年度の期待感からの上昇だったのかも知れません。　その後も堅調な推移となり、１０６００円を上回って前場を終了しました。

　後場は更に上値追いの展開となり、本日の高値１０６７０円をつけました。　大引けにかけても堅調で売り崩されること無く、１０６３０円で終了しました。

　８月２６日の終値ベースでの年初来高値１０６４０円には僅かに及びませんでしたが、大納会に向けて力強い動きとなっています。　残りあと２日ですが、何とか景気の良い年末相場になってもらいたいものです。

明日の日経平均株価予想

　米国市場、ＮＹダウ・ナスダック共に調子よく上昇しています。　特にナスダックはスピード違反気味に上昇しています。　ボリンジャーバンドの+２σを超え、いつ調整してもおかしくないような状況です。　ただ、勢いもありますので、もう少し上を考えても良いのではないかと思います。

　一方日経平均先物もスピード違反状態で、２５日移動平均線との乖離率が７％を超えました。　通常５％を超えると過熱状態とされていますので、調整も必要だと思います。

　今後の展開ですが、８月末につけたザラバの年初来高値である１０７７０円を抜くことは間違いないとは思うのですが、何処かでもみ合いを挟まなければなりません。　もんでから抜くのか？　抜いてからもむのか？　どちらになるかは分かりませんが、今の勢いから考えれば後者の確立が高いと思います。　と言うことは、年内は高く、年始は調整と言うことになります。　本日は以上です。

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