明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年12月24日

本日の日経平均先物の動き

　日本がお休みの間の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に２日続伸の動きとなり、ナスダックは連日での年初来高値となりました。　糸の切れた凧状態です。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は当然窓を空けての上昇となりました。　その後株価はもみ合うかに見えましたが、９時半を回った頃から上昇し、１０５００円付近での横ばいとなり前場を終了しました。

　後場は前引け付近からの始まりとなりますが、すぐに上昇が始まり今度は１０５５０円付近でのもみ合いとなります。　大引けは流石に少し売られましたが、終日堅調な動きでした。

　米株高と円安に支えられた日経平均は、やっと世界に追いつきつつあるところまでこぎつけました。　年内に年初来高値まで行けるのかが今後の焦点となりそうです。

明日の日経平均株価予想

　米国ではナスダックが非常に強い動きをしています。　半導体市況が回復していると言うことが大きな支援材料になっているようです。　国内でも東芝をはじめとする半導体関連株が賑わっているようです。

　為替も円安方向への動きが出ていますので、輸出企業にとっての追い風が吹き、株価上昇の要因となっています。　年内に９２円台が欲しいところです。

　今夜の米国市場はクリスマスイブですので、半日立会いとなり、明日はお休みです。　ナスダックの勢いから考えて、更に続伸が考えられます。　３.５連休を前に多少の利食い売りもあるとは思いますが、売り方の買戻し（ストップロス）も見られそうなので、このあたりはイーブンです。　あとはクリスマスプレゼントの買いがどのくらい入るか興味のあるところです。

　従って、明日の日経平均株価予想は小幅続伸と考えています。　日経平均先物の値段がボリンジャーバンドの+２σに接近していますので、あまり飛ばし過ぎないほうが相場の為です。　本日は以上です。

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