明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年12月22日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇して戻ってきました。　ナスダックは年初来高値となり、引き続き上昇トレンド継続中です。　インテルやアルコアの投資判断格上げに伴う動きだったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は当然上から始まりました。　１０時頃まではもみ合いで、昨日同様終日水平飛行かと思った矢先、為替が突然円安に振れました。　日経平均先物もそれに合わせるように上昇がスタートします。　前引けは１０３００円の手前で終了しましたが、何やら後場に期待を持たせるような展開でした。

　後場は前引けと同じ水準からのスタートです。　もみ合いの後、一気に１０３００円を突破、おお引けにかけても再度上昇し、終値は１０３５０円で終了しました。

　為替が９１円台と言うことで、ハイテク株を中心に多くの輸出企業に買い安心感が広がったものと思われますが、多くの企業の為替前提である９０円を超えると、こんなに景色が変わるものかと改めて気づかされました。

明日の日経平均株価予想

　為替も直近の高値を抜け、円安トレンド確定となっています。　本日めでたく一目均衡表の雲も上抜きました。　次なる目標は１０月末の９２円台です。　ここを抜けてしまうとしばらくは円高に悩まされること無く、株式相場に取り組めそうです。

　米国市場はナスダックが引っ張ってくれそうなので、こちらも安心と言ったところでしょうか。　年内残すところあと５営業日です。　穏やかな年末年始を過ごしたいものです。

　一方日経平均先物も為替同様、本日寄付きから一目均衡表の雲を上抜け、やっと世界に追いつける条件が整いました。　次なる目標は１０月２６日の高値１０４１０円です。　今日の高値が１０３８０円ですので、高値を比べるとあと３０円と言うところまで迫っています。　明日の日本市場は休場ですが、その間の米国市場や為替の動向しだいで一気に抜いてくるかも知れません。

　ボリンジャーバンドを見てみても、+１σと+２σの間に位置し、バンドが大きく開いてきましたので、誰がなんと言ってもトレンドは上を向いていると思います。

　米国市場を２日挟みますので、木曜日の予想は控えたいと思いますが、今のところ下は考えていません。　本日は以上です。

リンク