明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年12月18日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落して戻ってきました。　ＮＹダウは２５日移動平均線を割り込み、これが押し目なのか？　下落の始まりなのか？　今夜の動きに注目する必要がありそうです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安で始まりました。　しばらく方向性の無いもみ合いとなりますが、９時半ごろ突然下げだしました。　安値１００１０円まであり、１００００円割れの恐怖が襲ってきたのですが、何とか首の皮一枚と言うところで耐えました。

　後場に入り今度は上への流れに変わりました。　前場の動きとは全く違う動きです。　２時半頃には一瞬プラスになる場面もあり、後場の強さに驚いてしまいました。　大引けは１０円安で引けましたが、米株安を受けたにもかかわらず、上出来の一日でした。

　日銀が発表した声明の中に、デフレ克服姿勢がみられた事が大きな支援材料になったのかも知れません。　このままデフレが続くようなら次の金融政策決定会合で何かやってきそうです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは大きく調整しました。　フェデックスの慎重な業績見通しが原因とされていますが、景気自体は確実に日本より早く回復しているようなので、この下落は一時的な調整ではないかと思っています。（期待も込めて）　常に先手の政策を打っている国ですから。　米国は先手、日本は後手と昔から決まっています。

　為替も今のところ９０円手前でもみ合っています。　以前にも申し上げましたが、トレンドが円安に変わった予感がします。　しかし決めてはまだありません。　外れたら管理人の勇み足と笑って下さい。

　日経平均先物は、中途半端な値位置ではありますが、「コツン！」と聞こえたような気がします。　「コツン！」は底値で聞こえる音だろうと怒られそうなのですが、今日の前場と後場の雰囲気の違いを考えればそういう結論になってしまいます。　チャートでも半場足で考えると、前場の陰線に対し後場の陽線が行き違い足になっています。　来週は祝日を挟みますが期待しても良いのではないでしょうか。　残すところ７営業日ですが、一目均衡表の雲抜けはあると思います。　本日は以上です。

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