明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年12月17日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちで戻ってきました。　ＦＯＭＣの金利据え置きは予想通りで何のサプライズも無く、発表直後の株価は多少乱高下しましたが、その後売られたようでした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きました。　その後為替が円安方向に動いていた為株価は上昇し、１０２６０円までありました。　そしてしばらく横ばいの後、アジア株が弱かった事や米国株先物が弱かった事が理由なのか寄り付き値付近まで下げて前場を終了しました。

　後場は１０２００円（一目均衡表の雲の上限）付近での横ばいとなり、上値の重さを感じさせられます。　大引けにかけてマイナス圏へと沈み、３０円安で終了しました。

　一目均衡表の雲を上抜け、昨日の高値も抜け、年末ラリーを期待をしたのですが、終わって見れば再び雲の中でした。　最近ずっと為替と連動していたのですが、今日はそうではありませんでした。　９０円台まで来ると、米国のほうが気になるのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは高値でのもみ合いが続いています。　ＦＯＭＣ後に下げたのは気になりますが、環境は何ら変わりはありません。　今夜の動きを見てみないと分かりませんが、今のところ高値もみ合いが続くのではないかと考えています。

　為替は今日９０円台に入り、良い流れとなっています。　一目均衡表の先行スパン１（雲の下限）が９０.３４円ですので、あともう少しのところまで来ています。　１２月７日もあと少しのところまで行っていたのですが、跳ね返されていますので、今度こそは頑張って欲しいものです。

　一方日経平均先物は、先ほども触れましたが、一旦は雲抜けとなったのですが、引けでは再び雲に捕まってしまいました。　雲の形が下を向いていますので、今の値を保ってくれれば自然と雲を抜けられるのですが、それでは上昇エネルギーに欠ける為、できれば明日若しくは来週の初めには終値で上抜いて欲しいものです。

　明日の日経平均株価予想ですが、明日は週末、すでにクリスマス休暇に入ったトレーダーも多いと聞きます。　したがって小動きに終始するのではないかと思います。　あまり動かないと売りが出てくる危険性もありますので、商いの無い中所々で売りが出て、下げてしまう可能性もありますので、気をつけたいところです。　本日は以上です。

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