明日の日経平均株価予想 TOP>>2009年の記事>>明日の日経平均株価予想 12月16日
明日の日経平均株価予想
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本日の日経平均先物の動き |
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昨日の米国市場はNYダウ・ナスダック共に下落して戻ってきました。 しかし、昨日の大引け後に二つの大きな動きがありました。 一つ目は円安です。 昨日の大引け時点では88円台だったのですが、その後しっかりとした足取りで89円台後半にまで円安がすすみました。 日本市場の寄り付きの時間には少し戻されましたが、それでも1円近く動いたことになります。 もうひとつは、「銀行の新自己資本規制の導入を延期 バーゼル銀行監督委員会で日米欧が合意」というものでした。 これにより、銀行が急いで増資する必要が無くなったと言うことです。 三菱UFJは既に終わっていますが、みずほや三井住友の来年の増資が懸念されて上値が重くなっていましたので、新自己資本規制の導入が延期されるのなら何も来年早々にやらなくても良いと言うことです。 いづれは何処かでやるとは思いますが。 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく窓を開けて上昇の始まりとなります。 銀行株に短期筋の買戻しが一気に入ったようです。 しかしその後は右肩下がりとなり、窓埋めの方向へ動きます。 下値は10130円までありますが、前引けにかけてもう一度上昇しました。 後場はやや下から始まり、10150円を下回った付近でのもみ合いが続きます。 動きが出たのは2時半ごろです。 株価は下値を切り上げ始めました。 大引けは10180円の110円高で引け、大きく上昇したように見えますが、円安の割には物足りない相場だったように思います。 新自己資本規制の導入の延期を受けて今夜の米国株がどう反応するのかと言うことが気になったのかも知れません。 |
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明日の日経平均株価予想 |
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NYダウやナスダックは上げ一服となり下落はしましたが、下落幅も小幅でいつでも年初来高値をとりに行ける位置にいることは事実です。 新自己資本規制の導入の延期とは、どういう趣旨のものか? 米国の銀行株の反応は? これからしだいに判明してくるでしょう。 それにしても昨日の為替(ドル円)は綺麗に円安方向に動きました。 しかし、まだ90円に到達していません。 日経平均先物もこの為替に振り回される可能性は残していますので、やはり注意を怠ってはいけないでしょう。 日経平均先物は、12月7日のザラバの高値(直近の高値)10210円を今日のザラバで20円だけ上抜きました。 従ってまだ上があると判断しても良いのではないでしょうか。 次の目標は10400円付近です。 しかし、一目均衡表の雲の上限が10200円ですので、終値では抜けませんでした。 できれば明日、終値で雲抜けして欲しいものです。 今夜の米国市場は、銀行に余裕が出たことでそれを好感し反発すると思います。 どのくらい反発するのか? 為替も気になりますが、明日の日経平均先物は上昇し、雲抜け完成となるでしょう。 本日は以上です。 |
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