明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年12月14日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック小幅安とまちまちの結果でした。　高値もみ合い状態が続いています。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１０円高でのスタートとなりました。　その後先週末に大きく上げた反動の利食い売りが出て下げトレンドとなりました。　為替が円高方向へ動いたのも、下げた原因のひとつだったものと思われます。　前場は全く良いところなく引けますが、１００００円を割らなかったことが唯一救いではなかったでしょうか。

　後場も１００００円より少しだけ上でのもみ合いで始まりました。　１時をまわった頃、突然為替が円安方向に動きました。　それに合わせて日経平均先物も上昇し、先週末比変わらずまで戻す場面がありました。　そして一旦押しを入れ、引けにかけて再び±０に挑戦、大引けで±０を達成しました。

　今日もまた、為替に振り回された一日でした。　後場に流れたニュースの中にドバイをアブダビが支援すると言うのがありました。　為替はこれに反応したものだと思います。

明日の日経平均株価予想

　米国株は高値もみ合いで、何かのきっかけを待っているようです。　上昇するにも下落するにも材料が必要なのかも知れません。　そしてその材料が出てきました。　アブダビによるドバイへの支援です。　これで欧州の金融株に安心感が出てきます。　つまりユーロ高です。　ユーロ高→ドル安→米株高という連想ゲームとなります。

　一方日経平均先物は為替（ドル円）しだいです。　最近の傾向はＮＹダウやナスダックとは連動していないので、非常に難しい読みとなります。　ドルがユーロに対して安くなると言うことは円高につながる可能性もありますから。

　大きな流れでは、円高トレンドは終わった可能性もありますが、明確な円安トレンドとなった確証（シグナル）はまだ出ていません。　非常に微妙な位置だと思います。

　申し訳ありませんが、今日のところは予想ができません。　ごめんなさい。　為替を読むのは難しいです。

　今夜、ＮＹダウ・ナスダック・為替に注視し、勉強します。　本日は以上です。

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