明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年12月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは終値でギリギリ２５日移動平均線を死守したようです。　良い押し目になったのか？　下落相場の始まりとなったのか？　今夜の動きを見てみないと分かりません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は為替の円高も手伝って寄付きから大きく下落しました。　少しもみ合った後、一気に１００００円を割り込みます。　しかしここが買い場とばかりに買い方が優勢となり、少し戻しますが続きません。　前引けは再び１００００円付近まで下落して終了しました。

　後場は１００００円を挟んでのもみ合いとなり、そのまま大引けまでもつれ込みます。　終値はちょうど１００００円、今日のところは売り方も買い方も納得の行くレベルだったようです。

　昨日、上昇と予想したのですが、想定外の円高が響きました。　今日はＳＱ前の水曜日、それにつけこんだ売り仕掛けが出ないか心配したのですが、それらしい動きは見られず、ほぼ為替の動きに同調したようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダック共に下落しましたが、辛うじて２５日移動平均線をキープしましたので、今のところ上とも下とも言えない微妙な位置にいます。　しかし、私には下へ突っ込むとは思えないのです。　先日ドバイショックの影響？で、為替が８４円台に突っ込みましたが、米国で利上げがあるのではないかと言う観測があり、一気に戻しました。　そんな観測があり、多くの為替投資家が同調したと言う事は、米国経済は着実に回復しているのではないでしょうか。　日本利上げと言う情報が流れて誰が信じます？　経済回復＝株高、と言うのが理由です。

　日本は米国や中国について行くだけです。　少子化で人口が減少している国ですから。

　今夜の米国市場は何かの材料が出れば話は変わりますが、強弱感対立で気迷い相場になることが予想できます。　したがって明日の日経平均株価予想は、米国同様気迷い相場、１００００円をめぐっての攻防になると思います。　ＳＱの前日ですので手も出しにくいのも事実、どちらかにスタンスを傾けるのはＳＱが終わってからの方が良さそうです。　本日は以上です。

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