明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年11月26日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　上昇率は僅かだった為、一昨日からのもみ合いの続きだと思います。　もう少しもみ合った方が良いかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は上昇と言いたかったのですが、円高が一気に進み下落しての始まりとなってしまいました。　しかしそこから急上昇が始まります。　もみ合いを挟んで株価はとうとうプラス圏まで戻しました。　この時点で昨日反騰宣言をしたことは間違っていなかったと思いました。

　後場も更なる上昇を期待したのですが、思わぬ敵が待っていました。　藤井財務相の円高容認発言です。　要約すると異常ならば介入するが今は見守ると言う内容だったようです。　つまり今は何もしないと言うことです。　円高に追い討ちをかけることは素人でも分かりそうなもの、（この人、素人以下でしょうか？）

　おかげで後場は値を下げての始まりとなりました。　株価そのものは底値まで来ていますので、それ以上は下げませんでしたが、そんな状況下で上昇するはずも無く横ばいのまま大引けとなりました。

　前回と言い今回と言い、なんとかならないでしょうか？　この財務大臣！　株式も国民の大切な財産ですよ！

明日の日経平均株価予想

　今日は為替にやられた一日でしたが、やはり日経平均先物は底を打ったようです。　午前の動きを見ていてそう思いました。　昨日の反騰宣言は変えないでおきます。

　明日こそ日経平均先物は上昇するでしょう。　しかし、やはり気になるのは今夜の為替です。　ＮＹダウやナスダックはサンクスギビングデーでお休みとなりますが、今、株価が上昇する為には為替の戻し（円安）が不可欠だと思います。　あっ、それと財務大臣の口を塞ぐことかな！

　今日の午前中のことですが、騰落レシオが５０台になりました。　５０台は大底圏と言われています。　調べてみたところ、直近で５０台をつけたのは、昨年の１０月でした。　リーマン破綻の余波が大きくかぶさってきて大きく下げた時期でした。

　明日は週末ですが、上昇相場の仕切りなおしとなるでしょう。　来月が楽しみです。　本日は以上です。

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