明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年11月25日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　下落と言うより単なるスピード調整にも見えるような日中の値動きでした。　寄り付き直後から大きく下落した為、一時はどうなることかと心配したのですが、後半のＮＹダウは一時プラス圏まで戻す場面も見られ、下がったらすかさず買いが入る好需給の市場は健在でした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は９３８０円で寄り付きました。　ＣＭＥの終値よりも上で寄り付いたのは何か久しぶりのような気がします。　その後株価は上昇し、９４５０円までありましたが、場中に為替が円高方向に動いた為、すぐに値を消す展開となりました。　しかし、寄り付き直後につけた９３７０円を割り込まなかったことから、円高にもかかわらず、買いが優勢となる場面もありました。

　後場は狭いレンジでのもみ合いとなりますが、為替の円高が止まったことから、しだいに買いが入り始め下値を切り上げる動きとなり、前場の高値９４５０円をめぐっての激しい攻防となります。　しかし、９４５０円より上には大量の売り板があり、そう簡単には上抜かせてはもらえませんでした。　引け前に一旦押し戻される場面がありましたが、大引けはきっちり９４５０円をとって終了し、狭い値幅ではありますが、本日の高値で終わりました。　米国株安と円高が重なり、どうなることかと思いましたが、ここまで安くなると、流石に連動はしなかったようです。

明日の日経平均株価予想

　最近ＮＹダウやナスダックと連動しなくなっているので、米国を語っても仕方が無いかも知れませんが、毎日感心するぐらい強い動きです。　昨日の引け方を見ていると、今夜は高そうな気がします。

　一方日経平均先物も反騰の兆しがありました。　上でも書きましたが、ＣＭＥ日経先物の終値より高く寄り付き、ＣＭＥの終値を試すこともありませんでした。　そして為替です。　円高が止まったのは１１時ごろのことです。　本日の前場の日経平均先物は、その円高に連動せずに上下を繰り返しました。　今までなら為替のチャートと同じように動いていたのですが、本日に限っては連動しませんでした。　更に大引け前の攻防です。　９４５０円を上に抜き去ることはできませんでしたが、今までは大量の売り板を見て恐れをなして売り叩かれると言う方程式が成り立っていました。　しかし、最後の最後で９４５０円をつけて終わることができました。　高値引けです。

　当たるか？外れるか？今夜の米国市場や為替も気になりますが、明日からの反騰に期待したいと思います。　明日は晴れ！　年末に向けての上昇相場の始まりです。　本日は以上です。

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