明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年11月24日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇し、ＮＹダウはまたまた年初来高値をとってきました。　青天井の状態が続くＮＹダウは何処まで上げて行くか想像のつかない毎日です。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で始まりました。　今日こそはと思いたかったのですが、連休が明けても需給悪は払拭されずに下方向へと動きます。　午前の終値は９４５０円、反発の予兆すら感じられない前場でした。

　その嫌な流れを引継いで、後場寄りから大量の売りに押され、一段安となりました。　一度は守った９４００円も後場後半には割り込んでしまいました。　その後戻そうとするのですが、９４３０円より上には大量の売り板が存在し、支援材料でも無い限り、上には行けない状態の中、大引けにかけて売り優勢となり、大引けは本日の安値９３９０円となりました。

　米国が上がっても連動しなくなった日本市場、いったい何処まで下がるのか暗中模索の毎日が続きます。（ため息）

明日の日経平均株価予想

　米国市場が上がっても連動しなくなった日経平均先物は、ボリンジャーバンドの-２σ付近に位置し、まさしく下げトレンド継続中となっています。　米国とは全く反対の動きを示しています。　世界がグローバル化した時代において日米どちらかの株価が間違っているような気がします。　理由として増資の問題が取りざたされ、バカな大臣も同調しているようですが、大臣の発言ではないように思います。　「人のせい」にしているようにしか聞こえません。

　増資問題、政治の問題、いろいろ言われていますが、私は為替の先行き不安が一番大きいのではないかと思います。　今日も場中円高方向に動いていました。　この円高が止まらない限り日本株の復活は望めないのではないでしょうか？　今のところ止まる気配は感じられません。

　この分では明日も暗い一日となりそうです。　しかし多くの指標に買いシグナルが点灯していますので、いつ反転の動きが出ても何の不思議もありません。　今日はアバウトな予想となりますが、明日は曇り時々雨、一週間先は晴れとしておきます。　もう少しの辛抱です。　本日は以上です。

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