明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年11月19日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　下落といっても大きなものではなく、小幅下落で終わっています。　寄付きから一気に売られる場面もあったのですが、安くなったらすかさず買いが入り、買い気旺盛といったところでしょうか？　下落したのに強ささえ感じました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１０円高で寄り付きました。　そして株価はいつものように下を向きました。　私の予想では、米国株がもっと下げ、日経平均先物は、９５００円付近からの始まりとなるシナリオを描いていました。　「ドスン」の後の反発です。　しかし結果は逆で今日も右肩下がりの展開でした。

　後場も反発の兆しさえなく２時過ぎには９５００円を一瞬割り込みました。　その後大引けにかけて徐々に戻しましたが時遅しです。　市場は暗いムードに包まれているようです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダックは、下げそうで下げない非常に強い相場展開です。　多くの指標は過熱し、いつ調整に入ってもおかしくないところまで来ています。　米国が調整したら日本はどうなるのか？　少し恐ろしい想像です。　やめておきましょう。

　諸外国から置いてけぼりの日本市場ですが、本日心理的な節目である９５００円に到達しました。　明日上がると予想する材料は何もありません。　しかし、騰落レシオをはじめとするいくつかの指標に買いシグナルが出ています。　ここからは買い下がりの戦法が有効かも知れません。　個別には下げ止まりを思わせるような銘柄も出始めています。　ＴＯＰＩＸも２５日移動平均線との乖離率が-５％を下回ってきましたので、底が近いと思います。

　今夜の米国市場も気になりますが、もし「ドスン！」ときたらそこが買い場ではないでしょうか。　底値が分かれば神様ですので、明日の予想は控えます。　そかし底が近いことは確かだと思いますよ！　本日は以上です。

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