明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年11月17日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇し、新高値となりました。　少し出遅れていたナスダックもようやく追いつくことができました。　共に強い動きです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅上昇して寄り付きました。　通常なら寄り付き後更に値を飛ばしと書きたかったのですが、そうは問屋が卸してくれず、もみ合いも後下へと向かいました。　１０時半頃にはマイナス圏へ沈みそのまま前引けとなりました。　「こんなはずでは？」と思ったのは私だけではないと思います。

　後場も更に弱くなり、弱いところでの横ばいとなりました。　反発の兆しがいつあるのかと待ち望んでいたのですが、２時半頃に再び下へ振られ、本日の安値圏で大引けとなりました。

　どうしてしまったのか日本株、米株高が追い風とはならないほど需給が悪いと言うほかありません。

明日の日経平均株価予想

　米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に非常に強く青天井状態となっています。　低金利の為、ジャブジャブになった資金が流れ込んでいるのだと思われます。　この低金利が続く限り、まだまだ上が期待できそうです。

　それに比べて日本市場はどうなってしまったのか？　できたばかりの民主党政治の不安定さから、外国人の積極的な買いが入らず、その中で売らなければならない玉だけが目立つようです。　しかし、近いうちに出遅れの日本株買いの動きが見られると思いますが、いつのことか全く読めません。

　今夜の米国市場は、少し上げすぎたことから、一服の動きが予想できます。　米国が上げても上がらない日本株が、米国が下げると上がるはずも無く、明日は今日の天気のように雨となるでしょう。　ただ、そこで忘れてはならないのが騰落レシオです。　ここに買いシグナルが点灯しました。　騰落レシオの買いシグナルは、天底を見極めるのに結構役に立つ指標なので、私はいつも注目しています。　明日が底かどうかは分かりませんが、底が近いことは確かだと思います。　本日は以上です。

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