明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年11月16日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に予想通り上昇しました。　理想的な動きです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で始まりました。　ＧＤＰが良かったのも追い風となったようです。　しかし、株価は下へと向かいました。　三菱ＵＦＪや日立製作所の増資の問題が重石となったようです。　安値は９７２０円まであり、その後切り返して何とかプラスで前引けを迎えました。

　後場は上海市場が強かったことで、少し上から始まりますが、９８００円より上には大量の売り板があり、前場寄り付き直後の高値９８１０円を抜くことができません。　その後は弱いながらも横ばい状態が大引けまで続きました。

　ＳＱと銀行の決算を通過した事で、アク抜けを期待したのですが、三菱ＵＦＪの決算がまだで、しかも増資の観測があった為、そうは行かなかったようです。

明日の日経平均株価予想

　米国市場は非常に堅調な値動きとなっています。　この勢いだと今夜も安心で、ナスダックもＮＹダウに続いて年初来高値をとってきそうです。　今夜が楽しみです。

　それに比べて日経平均の弱いこと弱いこと。　別に外国人が売っているわけではないようです。　国内の信託銀行が売っているようです。　これがいつまで続くのか？　もうそろそろと思いつつ今日も止まりませんでした。

　日経平均先物の動きですが、動きは悪いものの、先週末の安値を下回らなかったことが救いではないでしょうか。　そして本日一旦下げましたが、大引けでは寄り付き値まで戻り、下髭の長い十字足となりました。　これを見ると、そろそろ動き出しそうな気配を感じます。　今夜の米国市場は続伸しそうなので、明日の日経平均株価予想は上昇としておきます。　これから年末にかけての反発に期待したいものです。　本日は以上です。

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