明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年11月13日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　予想通りの動きとなりました。　一昨日の勢いを引継いで上昇する場面もありましたが、場中に流れが変わり断続的に売りが出てくる展開でした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は為替が円安に動いていたこともあって、昨日比変わらずの寄り付きとなりました。　本日はＳＱ算出日、決まったＳＱ値は９７４６.４９円と寄りつき値より安かった為か株価は下方向に動き出しました。　安値は９時半ごろにつけた９７１０円で、さすがにこれ以上は売れなかったのか、前引けは９７５０円で終了しました。

　後場は前引けよりやや高いところからの始まりとなり、１時前にはプラス圏へと浮上、少し期待したのですが、なかなかそうも行かず、その後は水面下でのもみ合い横ばいが大引けまで続きました。

　大引けは９７５０円で辛うじてＳＱ値より上で終わることができました。

　ＳＱ通過でアク抜け上昇を期待したのですが、なかなかそうも行かず、上値の重い一日でした。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは下落しましたが、上昇トレンドの中の休憩（押し目）なので、何の問題もないと思います。　相場にとって良い休息日になったのではないでしょうか。

　それに比べて日経平均先物は、ＳＱ通過にもかかわらず、頭の重い状態が続いています。　メガバンクの決算を通過しないとアク抜けしないのかも知れません。　しかしこんな状態がいつまでも続くわけも無く、来週あたりからは少し流れが変わってくると思います。

　来週月曜日の予想をするのは少し早いかもしれませんが、今夜の米国市場は反発すると見ていますので、少し高く寄り付くのではないでしょうか。　日本だけが世界から取り残されているのは少し不自然だと思います。　来週は日経平均先物の上昇に期待しています。　このタイミングで反発しないと今年の相場は終わってしまいます。　本日は以上です。

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