明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年11月9日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　失業率悪化にもかかわらず、プラスで終わると言うなんとも不思議な相場となっています。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安で始まりました。　円高を気にしたのでしょうか？　そして、下へと動くかに見えましたが、９７３０円で切り返しの動きとなり、どんどん上昇して行きました。　前引けは息切れしたのか少し下げましたが、とりあえずプラス圏で終わることができました。

　後場は寄付きから再び上昇が始まり前場の高値を抜き、更なる上昇に期待したのですが、これが一文新値となり引けに向けては軟調な地合いが続きました。

　大引けは何とかプラスを確保できましたが、ＴＯＰＩＸはマイナスで、東証１部で１０００銘柄以上の銘柄が値下がりしました。　弱いですね、ため息が出そうです。　このところの日本市場の需給悪はもう少し続くかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　週末のＮＹダウは失業率悪化により、寄り付きから下へ走りましたが、すぐに戻し一日中も見合った状態でした。　その結果１００００ドル台をキープし、年初来高値に挑戦できるレベルにまできました。　強い米国市場はまだまだ上があるかもしれません。（ナスダックも同様です）

　それに比べなんとも弱い日本市場、毎日イライラする相場が続いています。　日経平均先物の一目均衡表の雲が１２日辺りでねじれています。　１３日はＳＱですので、この辺りまでこんな相場が続くかも知れませんね。

　明日の日経平均株価予想ですが、堅調な米国市場は今夜も続伸するのではないかと思います。　強い米国市場に支えられて明日の日経平均も上昇するでしょう。　しかし、一気に需給悪が解決するわけではなく、高寄りした後は横ばいか下を向く可能性もありますので、寄付きでの飛び付き買いは危険かも知れません。　本日は以上です。

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