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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年11月6日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 9789.35円 +0.74%
日経225先物(日中) 9780.00円 +0.82%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダック共に大幅上昇となりました。 一昨日後半の失速を取り戻し、更におつりの出るところまで上昇しました。 少し上げ過ぎ気味なので、反動が心配です。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は昨日の下げを帳消しにするように、9830円で寄り付きました。 その後一旦短期筋の利食いに押されますが、もう一度上げ直し9860円まで上昇しました。

 後場も前引け付近からのスタートとなりますが、昨日も心配していた週末の売りがここで出てきました。 株価は下値を切り下げる展開です。 しかし、企業の上方修正が多いこともあり、一方通行の下げとはならず、1時半以降は横ばいの動きとなり、そのまま大引けを迎えました。 日経平均や日経平均先物はプラスで引けたのですが、TOPIXは安くなり、東証1部の値上がり453銘柄に対して値下がりは1115銘柄と、上がったのだか下がったのだかなんとも分からない一日でした。 一口に言えば、需給が悪いとでも言うべきなのでしょう。

明日の日経平均株価予想

 NYダウは昨日の大幅上昇で10000ドルを超えてきました。 25日移動平均線も上回り、再び上昇波動を描きそうな形となってきました。

 ナスダックも大幅上昇により、一目均衡表の雲を上に抜けてきました。 基準線や転換線、そして株価がほぼ近いところにありますので、上昇波動を形成するには、この2本の線をはっきり抜く必要がありそうです。 遅行線も実態を抜きそうな位置まで来ていますので、今夜の動きに注目です。

 情け無いのは日経平均です。 米国株が大幅に上昇したのもかかわらず日経平均の上昇が小さすぎると共にTOPIXが弱すぎます。 好業績にもかかわらず、下げる銘柄が多く市場全体が意気消沈しているようです。 ヘッジファンドの決算対策の売りが出てくるこの季節ですので、需給の悪さは世界一なのかも知れません。 この需給悪は来週のSQまで続く可能性がありますので、突然振られても良いようなポートフォリオを組む必要があるのかも知れません。

 今夜の米国市場は、上げすぎの反動から利食い売りに押され半値ぐらいは下げてもおかしくはないでしょう。 本日の日経平均やTOPIXはそれを先読みして軟調だったのかも知れません。 来週の始まりは本日の終値付近からの穏やかなスタートとなるでしょう。 明日は「立冬」、二十四節気のひとつです。 この節季を境に流れが変わることが良くあります。 需給が好転しますように。 本日は以上です。

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