明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年10月27日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　少し雲行きが怪しくなってきたようです。　昨夜と週末の二日間の日中足を見ていると、ナスダックよりＮＹダウの方が下げたがっているような印象を受けました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は米国相場に敬意を表し、下落して始まりました。　その後少しもみ合うのですが、しだいに株価は下落方向への動きが強まり、本日の安値１０２００円まで下げてしまいました。

　後場はこのところのお約束で、水平飛行相場となります。　２時半を過ぎた頃に「おや！反発？」と言う場面もありましたが、反発には至らず、１０２５０円で大引けを迎えました。

　東証１部の値下がり銘柄数は１０００銘柄を超え全面安状態だったのですが、6849日本光電工業などの上方修正銘柄が買いを集めたようです。　やはり株価は業績ですね。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは下げましたが、２５日移動平均線を割り込まず強いのか弱いのか判断しがたい状況です。　今夜が正念場と言ったところでしょうか。　２０日、２１日の下落時より、今回の下落幅の方が大きいのと、ＭＡＣＤが陰転してしまった事で少しやばいような気がします。

　一方日経平均先物は米国株に合わせて連れ安し、他のアジア株も軟調に推移しています。　この流れがヨーロッパに伝わり、そして米国へと伝わりそうです。　世界的に一度ここは下げるタイミングに来ているのかも知れません。　一度下を向いたら一気に走りそうな季節（ヘッジファンドの決算があるため需給が乱れる）でもありますので、警戒してください。

　明日の予想は今夜の米国市場は続落し、明日の日経平均株価も安いと思います。　今週１００００円割れがあるかも知れません。　気をつけましょう。　本日は以上です。

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