明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年10月26日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　寄り付き直後ナスダックは上昇していたのですが、ＮＹダウが下落してゆくのに引っ張られたような形でした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落して寄り付きますが、為替が円安に動いていた為それを折り込む動きとなり、右肩上がりのチャートとなります。　１０時半を過ぎた頃、１０４１０円をつけ、これが本日の高値となりました。

　後場は前引けより少し下から始まり、いつものように横ばいの水平飛行が続きます。　２時半頃に「冷やっ！」とする場面もありましたが、終わって見ればやはり動かない後場でした。

　一目均衡表の先行スパン１（雲の上限）を上抜ける場面も見られ、期待したのですが、雲抜けは今日のところはおあずけでした。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しましたが、トレンドが下を向いたとも言えない中途半端な状況です。　１００００ドルを挟んでのもみ合いが続いています。

　日経平均先物も米国同様もみ合い状態ではありますが、為替の円安への流れに支えられて本日何とかプラスを維持することができました。　上でも書きましたが一目均衡表の雲の上に出る大きなチャンスを迎えています。　今夜の米国市場に注目です。

　今夜の米国市場ですが、今週住宅関連の指標やＧＤＰの発表を控えて動き辛い展開となることが予想できます。　引き続き１００００ドルを挟んでのもみ合いとなるでしょう。　従って明日の日経平均株価も本日の終値付近でのもみ合いが予想できます。

　明日も多くの決算が出てきますので、個別銘柄の上げ下げで一喜一憂する一日になりそうです。　その決算しだいでは、一目均衡表の雲抜けも期待しています。　本日は以上です。

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