明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年10月19日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　バンカメやＧＥの業績が予想より下だったことが響いたようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は当然のように下から始まりました。　１０１８０円付近でもみ合った後、もう一度下を伺い１０１３０円までありました。　前引けも安値付近で終了するなど、全く良いところが無い週明けとなってしまいました。

　後場は寄付きから相場の流れが一変しました。　前場の高値もあっさり抜き、じわじわと右肩上がりが続き、とうとうプラス圏まで浮上しました。　大引けは流石に売られましたが、僅か２０円安と言う結果でした。　ＴＯＰＩＸをはじめとする多くの指数はプラスで引け、銀行株にも陽が差してきたようです。

明日の日経平均株価予想

　先週末のＮＹダウやナスダックは下落しましたが、日中足の流れは弱くなく、後半強ささえ感じたのは私だけでしょうか？　バンカメやＧＥの業績が、利食いのタイミングを与えただけで、買い気は失せていないような気がします。

　日経平均先物も前場に調整を終了し、後場から再びレース再開といったところでしょうか。　為替も９０円台で横ばいだったことと上海市場の堅調さも安心感を与えた材料だったのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、やはり今夜の米国市場が鍵を握りますが、私はＮＹダウ１００００ドルを回復してくると見ています。　従って明日は晴れ、日経平均先物は上昇するでしょう。　本日銀行株に反転の兆しが見られたことや、以前推奨した６５０２東芝が連日の年初来高値をつけていることは、大きな材料ではないでしょうか。　本日は以上です。

リンク