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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年10月9日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 10016.39円 +1.87%
日経225先物(日中) 10010.00円 +1.52%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダック共に続伸の動きとなりました。 本日はSQですので寄り付きにSQ値が決定します。 ここしばらくこのSQ値を超えることができないことが多かったので、今回こそはと期待して、寄付きを見守りました。

 今回のSQ値は9913.18円だったようで、寄り付きはこのSQ値を上回ることができませんでした。 その後日経平均先物は一度下を探りに行きます。 最近のパターン通りに売りから入った投資家が多かったのかもしれません。 その後株価は右肩上がりの展開となり、9900円を超え、更にSQ値も超えて前引けとなりました。

 後場もこの右肩上がりは持続し、堅調な流れが続きました。 大引け前には大台である10000円をはっきり上抜いて、10010円で大引けとなりました。 米国株が上昇したことに加え、本日場中ずっと為替が円安の流れを維持したことが大きかったと思います。

明日の日経平均株価予想

 NYダウやナスダックは続伸し、世界同時株高のリード役を果たしているようです。 ここまで来れば年初来高値を取って行けるかが焦点になってきます。 年初来高値を取れればまだ上があるということなのですが、取らずに失速するようなことになれば、ダブルトップ形成の可能性が出てきます。 10月は決算発表やヘッジファンドの決済等があると言われていますので、気は抜けないところです。

 一方日経平均先物も米国株と為替の円安に支えられ、10000円奪還に成功しました。 終わりかたも高値引けとなり、最近のSQ日にはなかった現象です。 チャート的には一目均衡表の雲の中に入ってきて、来週からはSQ値と雲の下限がサポートラインとなりそうな形です。 しかし、25日移動平均線をはじめ、多くの線がまだ下を向いていますので、上昇トレンド確定とまでは行かないものの、今後上昇する可能性は高まったようです。 後は為替がいつ反転するかが気がかりです。

 明日からは連休となり、月曜日の日本市場はお休みです。 したがって本日の予想はお休みさせて頂きますが、今夜の米国市場、そして月曜日の米国市場に注目です。 先ほども触れましたが、この間に年初来高値を取って行けるのか? それとも跳ね返されるのか? 今後の日本市場を占うような2日間になりそうです。 為替も依然として警戒が必要です。 本日は以上です。

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