明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2018年1月11日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは安い始まりとなり、寄り付き後も下に振れ、２５３００ドルを下回ってしまいます。　しかし、相場に勢いがあるようで、そこから切り返し、中盤にはプラス圏に浮上する時間帯がありました。　終盤にかけて再びマイナスになりますが、下げ続ける訳では無く、底堅い動きで、小幅安で大引けとなりました。　日柄調整の一日です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく下落して始まりました。　為替が１１１円台半ばまで円高に振れましたので、それに素直に反応した形です。

　寄り付き後は概ね２３６００円台でのもみ合いが続きますが、９時半を過ぎた頃から買いが入り、１００円程度上振れし、その後しばらくはもみ合い状態が続きました。

　１１時台から午後にかけては、少し値位置を下げ、２３６５０円を挟んでの小動きが続き、全く方向性が出ませんでした。

　引けにかけては少し乱高下しますが、大引けは２３６５０円の１５０円安で終了しました。

　今日は円高が原因で下げましたが、大きく崩れる事無く、良い調整だったのではないでしょうか。　今夜の為替が気になりますが・・・。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは、終わってみれば方向性の無い相場で、高値もみ合いと表現した方が良いような値動きでした。　値位置はボリンジャーバンドの＋２σの下に入ってきましたので、ようやく通常の速度に戻って来たような感じです。　

　一方日経平均株価は、下落しました。　正月の急上昇に対する反落だと思うのですが、急降下でなくて良かったと思います。　ＮＹダウ同様、ボリンジャーバンドの＋２σの下まで下げて来ましたので、通常の速度に近づいてきたようです。　まだ下げ余地は有るのですが、明日はＳＱ明けとなりますので、しっかりした相場になるのではないかと考えています。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　しかし、為替の動きしだいでは、下落も考えられますので、警戒は必要です。　今夜、円安方向に戻れば良いのですが、万一円高が止まらず、１１０円台方向に動くと危うい状況となってきます。　１１月２７日の１１０.８４３より円高になると、今後も円高が進みますので、為替から目が離せません。

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