明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年11月6日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは高い始まりとなりますが、利食い売りに押されたのか、一気にマイナス圏まで下落してしまいました。　しかし、一方的に下げて行くのではなく、しだいに回復に向かい、再びプラス圏に浮上しました。　終盤にも少し売りが嵩みますが、マイナスになる事は無く、無事プラスで大引けとなりました。　日本が休みの間の成績は、上げ上げで終わった形です。　どこまでも強いですね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い始まりとなりました。　寄り付き後は、売り物に押されて右肩下がりの形になりますが、１０時前あたりから反発に転じ、寄り付き直後の高値を１０円だけ上回りました。

　その後は再び下げ相場となり、午後になるとマイナス圏まで売られてしまいました。　売り一巡後は反発しますが、２２５５０円付近まで戻したところで固まってしまいました。

　引けにかけては少しだけ買いが優勢となり、大引けはピョンと跳ねて２２６００円の１２０円高で終了しました。　現物の日経平均株価は辛うじてプラスで終わる事が出来ました。

　先物は最後に跳ねましたが、現物の日経平均株価は日柄調整の一日でした。　しかし、１９９６年のバブル崩壊後の高値に迫っていますので、しっかり休んでから、上抜いて欲しいものです。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは順調に上げていて、ボリンジャーバンドの＋１σと＋２σの間をキープしています。　減税期待なのでしょうね。　トランプ大統領は極東アジア外遊中で、米軍の戦闘態勢は整っていますので、北朝鮮としても挑発しにくい時期ですから、まだ上が考えられます。

　一方日経平均株価は、何とかプラスで終わる事が出来ました。　実質は日柄調整と言ったところでしょうか。　連休明けの月曜日ですから、こんなものなのでしょうね。　しかし、２５日移動平均線との乖離率が、５％を上回ったままですので、下げても良かった日だったのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、調整予想です。　今日のように日柄調整になるのか、それとも値幅調整になるのか、どちらかは分かりませんが、今は短期調整中と考えています。　今週はＳＱもありますので、綱引きの期間なのでしょうね。

　11月の上げの特異日　14日、22日

　11月の下げの特異日　 8日、13日

　上げの特異日・下げの特異日より

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