明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年8月14日

本日の日経平均先物の動き

　日本が連休中の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に急落後に少し戻した形です。　ＮＹダウは木曜日に急落し、金曜日に少し戻しましたが、非常に弱い戻し方で、これで一安心とは言えない状況です。　下げ止まりのラインが、どのあたりなのかは分かりませんが、まだ下があると考えた方が良いのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく下げての始まりとなりました。　寄り付き後は１９５００円付近での小動きが続き、１０時頃からは概ね１９５００円台前半でのもみ合いとなりました。

　午後になるともみ合いの位置を少し上に切り上げますが、２時頃からは再び午前のもみ合いの値位置に戻ってきます。

　引けにかけては大きな変化は無く、大引けは１９５３０円の１８０円安で終了しました。

　お盆の真っ只中、相場がおかしくなりました。　先週末に為替が１０８円台に入り、ＣＭＥ日経先物は、もっと下に突っ込んでいたのですが、今日は円安方向に少し戻りましたので、思ったほど下げなかったと言うイメージです。　円高に振れやすい時期ですので、まだまだ油断はできません。

明日の日経平均株価予想

　日本が連休中の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落しました。　ＮＹダウは大きく下落しましたが、２５日移動平均線を下回った訳では無く、その２５日移動平均線も上向きですので、これで上昇トレンドが終わったとは言えない状況です。　ひょっとしたら押し目？と言う考え方も出来ますが、今はもう少し見てみたいところです。

　一方日経平均株価も、大きく下落しました。　チャートは崖から滝が流れ落ちるような形となり、完全に相場が崩れています。　ボリンジャーバンドの－３σを下回っていますので、一時的に戻すかも知れませんが、方向性は下だと考えるべきだと思います。　一目均衡表の雲の下限も迫っていますので、下抜けも視野に入れておいた方が良いでしょう。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　下げのスピードが速いので、反発も考えられるところですが、そこで買いを入れられるかは難しいところです。　当然戻り売りも出てきますので、昨今の頭の重さを考えたら、しっかり底打ちを確認してからでも、遅くないと思います。

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