明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年8月10日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは安い始まりとなりました。　寄り付き後は２２０００ドルのすぐ上での小動きが続き、プラスになる事無く、大引けとなりました。　買いも入っているようですが、指数を押し上げるだけの力は無かったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小高い始まりとなりました。　寄り付き後は少し買われ、１９８００円台に乗せるのですが、それが高値となり、その後は右肩下がりの展開に変わり、マイナス圏まで売られてしまいました。

　午後になると、更に下へ突っ込む場面がありましたが、１時頃からは、概ね１９７００円付近での、もみ合いが続きました。

　引けにかけては少し買われますが、大引けで戻されて、１９７１０円の２０円安で終了しました。

　反発力が弱かったですね。　３連休前、高校野球、北朝鮮リスク、円高リスク、安倍内閣リスクなど、買われない理由がたくさんそろっていたのでは、安心して買えませんからね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは下落しましたが、これで相場が崩れたとまでは言えない下げ方です。　もう少し下げても、それを押し目として、再び上昇する可能性もありますので、もう少し見てみたいところです。　これまで上げてきたのりしろがありますので、あと２００ドルぐらいは余裕があると思います。

　一方日経平均株価は、小幅下落となりました。　値幅的には知れていますが、昨日の大きな下げに対する反発力が弱すぎると思います。　昨日の安値は下回っていませんので、今は止まったと言えますが、この先は分かりません。　外部要因に振り回される市場ですから。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、米国市場を２回挟みますので、やめておきますが、どちらかと言えば下を見ています。　円高が止まった訳ではありません。　北朝鮮リスクが高まれば、何故か円高になりますので、気を付けなければなりません。　この問題は、今後何度も円高の口実にされそうです。

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