明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年8月4日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちで終了しました。　ＮＹダウは前日の終値付近からの始まりとなり、一旦下に振られ、２２０００ドルを割り込みます。　しかし、下げたところは買いが入るようで、しっかりプラス圏に浮上しました。　その後は概ねプラス圏での値動きが続きますが、時折マイナス圏に何度か足を突っ込む時間帯がありました。　大引けは何とかプラスで終わりましたが、さすがに利食いも増えてきたような感じです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後は、少し下に振られる場面がありましたが、概ね動かないと言っても良いような相場が続きます。

　午後になっても、朝の寄り付き値付近でのもみ合いが、長い間続きました。

　引けにかけても同じようなもみ合いが続き、大引けは１９９５０円の６０円安で終了しました。

　安倍新内閣が発足しました。　野田聖子氏が入閣し、それが目玉だったようですが、国民はどうとらえているのでしょう？　内閣支持率が気になります。　そして、外国人投資家がどう見ているのかが重要ですね。　そして、米政府は、９月から米国人の北朝鮮渡航を禁止するようです。　戦争に近づいているのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは、多少上げ疲れたようなところもありましたが、まだ買い気も続いていて、強い相場となっています。　しかし、ナスダックがおかしくなっています。　終値での安値を更新していますので、注意が必要です。　強いダウが勝つのか、弱いナスが勝つのか、今夜の雇用統計後の動きが気になります。

　一方日経平均株価は、下落してしまいました。　ボリンジャーバンドの－１σを下回り、再び一目均衡表の雲の中に入ってきました。　２５日移動平均線も下向きですので、普通に考えたら下落トレンドに入る可能性が高い場面です。　今夜の雇用統計によって、ＮＹダウがどう動くのか？　そして為替がどう動くのか？　今夜の動きによって、８月相場を占う事が出来るかも知れませんね。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、雇用統計前なので、お休みします。　来週から高校野球も始まります。　お盆休みに入る企業も一気に増えそうです。　そんな時は、円高に振れる事が多いような気がしますので、慌てないようなポジションを取りたいものです。

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