明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年7月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちで終了しました。　ＮＹダウは高い始まりとなり、２１７００ドル台後半での小動きが続いていたのですが、後半に入ると値を消す展開となり、マイナス圏に沈んでしまいました。　しかし、まだまだ買い気も強いようで、終盤になるとしっかり買い上げられて、高値引けに近い形で終了しました。　利食い売りも出ていたようですが、終盤の上げ方は、まだまだ上があるかのような買い方に見えました。　バブルでないと良いのですが・・・？

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小安い始まりとなりました。　ナスダックの下落が気になったのでしょうか？

　寄り付き後は、２万円台でもみ合っていましたが、９時半を過ぎた頃から値を崩し、２万円の下でのもみ合いに変わりました。

　午後になると、更に値位置を下げて、１９９００円台前半でのもみ合いになってしまいました。

　引けにかけても概ねもみ合いの範疇で、大引けは少しだけ上で引けました。　終値は１９９５０円の１００円安です。

　週末と言う事もあったのか、買いの意欲が乏しい感じの相場でした。　防衛大臣辞任で幕引きか・・・？　首相の任命責任は？　民進党の代表も辞任で、国民から見ると、一体どうなっているのかと言うような永田町です。　これでは外国人は買ってくれないでしょうね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは非常に強く、ボリンジャーバンドの＋２σの上に出てきました。　勿論、上昇トレンドが発生している状態です。　しかし、ナスダックの動きが少しおかしいような気がします。　値幅を伴った動きで、下ヒゲを付けてはいるものの、突然の乱高下ですから、今夜が心配です。

　一方日経平均株価は、下落してしまいました。　安いところでは、ボリンジャーバンドの－２σまで下げた場面があり、かなり危うい状況です。　来週の月曜日に戻れば良いのですが、下げた場合は下へ振れる可能性が高いのではないかと考えています。　一目均衡表の雲にもヒゲの部分が入っています。　危ない危ない。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　今夜の米国市場と、為替の動きが全てを決めそうなので、要注目です。　政治には期待出来そうにありませんからね。

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