明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年7月18日

本日の日経平均先物の動き

　日本が休み中の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共にトータルで上昇しました。　ＮＹダウは金曜日に大きく上昇し、月曜日は少し調整した形です。　当然史上最高値を更新し、強い形になってきました。　ナスダックもかなりの勢いで、こちらも史上最高値更新が間近になってきました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　為替が約１円程度円高に振れた事で、米国市場の追い風を打ち消してしまったようです。　寄り付き後も元気は無く、２万円を下回り、１９９００円台前半まで下げてしまいました。

　その後は少し戻すのですが、上値の重い展開が続き、午後に２万円は付けますが、超える事は出来ず、２万円の下での小動きが続きました。

　引けにかけてはもう一度２万円にタッチしますが、大引けは１９９８０円の１３０円安で終了しました。

　日米逆の動きが出てしまいました。　ナスダックの次は為替の心配をしなければならなくなったようです。　今年の５月と同じような形になっていますので、１１０円の円高も、頭に入れておいた方が良いのかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　日本が休み中の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に強い動きとなりました。　ＮＹダウは強い動きとなり、ボリンジャーバンドの＋２σの上に出てきました。　強い上昇トレンドと考えて良いでしょう。　以前に心配していたナスダックも、あと少しで史上最高値ですので、ここで頭を押さえられればボックス圏相場となりますが、今夜にでも上抜けば、相場は上を見ていると考えた方が良いでしょう。

　一方日経平均株価は下落してしまい、２万円を下回ってしまいました。　２５日移動平均線を下回り、少し危ない形になってきました。　直近の安値までは、もう少しありますが、明日下げるような事になれば、一目均衡表の雲にも近づきますので、警戒した方が良いでしょう。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　今日の下げが押し目ならば良いのですが、為替の円高が止まった様子が見られませんので、積極的に買って行ける状況では無さそうです。

リンク