明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年7月11日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちで終了しました。　ＮＹダウは安い始まりとなりますが、急速に回復し、プラス圏に浮上しました。　その後は小高いところでの小動きが続き、安定した相場に見えたのですが、終盤に売りが嵩み、結局は小幅安で終了しました。　結果として、ほとんど動かない相場だったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小安い始まりとなりました。　寄り付き後は、買いが優勢となり、±０付近までもどしてのもみ合いに変わりました。

　１１時台から午後にかけては、もみ合いながら少しずつ値位置を上げる展開が続き、堅調な相場となります。

　引けにかけては高値もみ合いが続き、大引けは２０１８０円の８０円高で終了しました。

　昨日、今日と強い相場になりました。　年初来高値圏まで戻してきましたので、今後は高値を取って行けるのかが焦点になってきます。　内閣支持率が低下する中、どうなって行くのか？　あまり関係ないかな・・・アメリカも支持率は低いままですからね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは少し下げましたが、大勢には影響なく、２５日移動平均線の上をキープしています。　安定と言うか、横ばいと言うか、動かない相場です。　ナスダックはと言うと、少し強くなってきたような感じで、２５日移動平均線に近づいてきました。　一目均衡表を見てみると、雲の上限に沿って上がってきているような形で、この流れが続けば上へのトレンドが出そうな感じです。

　一方日経平均株価は、しっかり上昇しました。　ボリンジャーバンドの＋１σを上回り、２５日移動平均線も上を向きました。　年初来高値への条件は整ったと言う事のようです。　ザラ場の高値はもう少し上ですが、終値での高値は明日にでも達成できそうなところまで来ています。

　明日の日経平均株価予想は、あえて下落予想としておきます。　相場は強いのですが、明日はＳＱ前の水曜日で、荒れる事が多い日です。　そして、この２日間で２５０円以上も上げていますので、相場の為には少し調整も必要だと思います。

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