明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年7月7日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは安い始まりとなり、寄り付き後も更に売られる展開となりました。　その後は下げ一服となり、２１４００ドル付近で推移していましたが、後半にもう一度売りが優勢となり、２１３００ドルに迫って大引けとなりました。　ナスダックに続き、ＮＹダウもおかしくなってきたような感じです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後は、時折買いが入り、上げては調整を繰り返し、１１時台には２万円近くまで回復しました。

　その後から午後にかけては、軟調な動きに変わり、徐々に値を切り下げ、１９９００円を下回りました。　しかし、１時半頃からは、もみ合いながら少しずつ戻して行く展開となります。

　引けにかけては何故か急速に戻し、大引けは１９９５０円の２０円高で終了しました。

　米国市場の影響を受け、大きく下げたのですが、底堅い展開の相場でした。　もっと下げても良かったのですが、為替が円安方向に振れ、それに支えられた感じですね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは大きく下落し、２５日移動平均線を下回ってしまい、少し危うくなってきました。　それよりも、連日お伝えしていますが、ナスダックがピンチです。　一目均衡表の雲に足を突っ込み、ボリンジャーバンドの－２σ付近まで下げてしまいました。　完全に下向きと言わざるを得ません。　今夜は雇用統計の発表がありますので、それを受けて急反発するのなら良いのですが、モタモタしていると、まだまだ下げるような形です。

　一方日経平均株価も、下落しました。　ローソク足は陽線でしたが、ボリンジャーバンドの－１σを下回り、２５日移動平均線も下を向いてしまいました。　６月安値は下回っていませんが、外部環境が悪ければ、来週にも下回る可能性が高くなってしまいます。　米国が危ないので、「親亀こけたら皆こけた」が近づいているようです。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、雇用統計がありますので、何とも言えませんが、とりあえず下落予想としておきます。　来週月曜日は、下げの特異日でもありますので・・・。　今夜の雇用統計を受けた為替と米国株がどうなるか、大注目です。

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