明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年7月6日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちで終了しました。　ＮＹダウは小高い始まりとなりますが、大量の売り物に押されたような形で、一気にマイナス圏に沈んでしまいました。　しかし、売り一巡後は順調に回復し、中盤には±０付近まで戻し、その後は±０を挟んでのもみ合いで、大引けとなりました。　荒っぽい動きでしたが、終わってみれば何も無かったような結果です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小安い始まりとなりました。　寄り付き後は、もみ合いながら徐々に下げて行く展開となり、お昼過ぎには１９９００円台前半まで下げてしまいました。

　その後は概ね安値圏での小動きが続き、２万円には届きません。

　引けにかけても同じような動きが続き、大引けは１９９７０円の１００円安で終了しました。

　久々に２万円を割れてしまいました。　特に壁がある訳ではありませんが、心理的に暗くなってしまいます。　原因は北朝鮮なのか？　自民党なのか？　どちらなのか両方なのかは分かりませんが、買いが入り難くなっているようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは場中にボリンジャーバンドの＋１σを下回り、一気に崩れるかに見えたのですが、その後しっかり戻しましたので、強い相場と考えるべきなのでしょう。　それに比べて危ないのはナスダックなのですが、昨日に限っては上昇しました。　しかし、ボリンジャーバンドの－１σを上回る事は出来ず、まだまだ油断は禁物で、今夜下げれば元の木阿弥です。

　一方日経平均株価は、下落してしまいました。　終値で２５日移動平均線を下回り、５日移動平均線と２５日移動平均線がデッドクロスしてしまいました。　一目均衡表も遅行線がローソク足を下抜く方向で近づいていますので、かなり危うい状況です。　今後はチャートが大きく崩れる可能性も秘めていますので、要注意と言ったところでしょうか。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　米国では、雇用統計の発表があり、来週月曜日には、日本の機械受注や、貿易収支の発表がありますので、土日をまたぐような新規の買いは入れにくい状況と考えた方が良いと思います。　ちなみに明日は特異日ではありませんが、過去１０年間の成績は、あまり良くなく２勝５敗３休です。

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