明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年6月30日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは前日の終値付近からの始まりとなりますが、時間の経過と共に値を消す展開が続き、２００ドル以上も下げてしまいました。　終盤には少し戻しますが、それでも１６７ドルも下げてしまいました。　かなり危うい展開です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、２万円を下回って寄り付きました。　寄り付き後は２万円を回復しますが、週末であり、月末でもありますので、積極的な買いは入らず、再び２万円を割り込んでしまいます。

　その後から午後にかけては、概ね２万円の下での小動きが続きます。

　引けにかけては２万円の攻防となりますが、結局大台には届かず、大引けは１９９９０円の２２０円安で終了しました。

　現物の日経平均株価は、何とか２万円を死守しましたが、米国市場が少しおかしくなっていますので、風前の灯火と言ったところでしょうか。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは場中に２５日移動平均線を割り込みました。　引けでは辛うじて戻しましたが、日足の安値を切り下げてしまいましたので、下落がこれで終わったかどうかは不透明なところです。　今夜、上がるか下がるかは分かりませんが、目先まだ下があるかも知れないと考えた方が良いのではないでしょうか。

　一方日経平均株価も、大きく下落し、２５日移動平均線を下回る時間帯がありました。　米国株安の影響で、親亀こけたら皆こけたの状態ですが、国内では何も無いかと言うと、そうでも無く、自民党の失態が続き、都議会議員選挙は、大ピンチとなっています。　すぐに国政選挙がある訳では無いのですが、負ければそれがきっかけで、アベノミクスが逆回転するかも知れません。

　どちらにしても、何かおかしくなっているような気がします。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、下落予想です。　選挙は小池さん大勝利となりそうです。　東京都民でないので、空気は読めませんが・・・？　米国市場も上下動の大きな相場が続いていて、７月は結構荒れる月になるかも知れませんね。

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