明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年6月29日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく反発しました。　ＮＹダウは高い始まりとなりました。　寄り付き後は、上下を繰り返しながら、上値を追う展開となり、前日とは打って変わって非常に強い相場となりました。　その後は概ね高値もみ合いが続き、堅調なまま大引けとなりました。　前日とはまるで別人のような相場です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い始まりとなりました。　寄り付き後は、少し買われますが、現物の取引が始まると、値を消す展開に変わり、マイナスにはならないものの、頭の重い相場となりました。

　売り一巡後は少し戻しますが、高値を追う展開にはならず、高値安値の中間あたりでのもみ合いに変わりました。

　午後になると少し値位置を下げてしまいますが、一方的に売られるような事も無く、底堅い展開が続きました。

　引けにかけても変化は無く、大引けは２０２１０円の７０円高で終了しました。

　米国市場の反発に支えられ、上昇はしましたが、終日、頭の重い展開が続きました。　為替も昨日と変わらないような位置でしたので、場中は買い材料も売り材料も無かったのでしょうね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に反発しました。　ＮＹダウは大きく反発し、ボリンジャーバンドの＋１σの上まで戻ってきました。　ナスダックも大きく反発し、２５日移動平均線の上まで回復し、前日の下げは、一体何だったのでしょうと言いたいところです。　しかし、本当の勝負は今夜ではないかと考えています。　とりあえず前日の下げは否定されましたが、今夜下げれば昨日の上げは何だったのかと言う事になりまねません。

　一方日経平均株価も、しっかりプラスで終わる事が出来ました。　ボリンジャーバンドの＋１σの上まで戻ってきましたので、上昇トレンドが復活したような形です。　しかし、ローソク足は陰線で、頭の重さも感じられます。　高いところですので、売っている投資家も多いのでしょうね。　強弱意見が分かれるレベルのようです。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　実際は今夜の米国市場しだいなのですが、もし、米国市場がNeutralならば、少し下げ気味に推移するのではないかと考えています。

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