明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年6月15日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちで終了しました。　ＮＹダウは±０付近で、小動きの始まりとなりました。　ＦＯＭＣの結果待ちの様子見相場です。　結果が出てからは、一旦下に振りますが、終盤に急速に上昇し、史上最高値を更新して大引けとなりました。　為替は円高方向に動きましたが、ＮＹダウは折り込み済みの結果でした。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後は買いが優勢となり、プラス圏に浮上しました。　しかし、その後は真逆の動きが出てしまい、マイナス圏に沈み、更に寄り付き値も下回ってしまいました。　この間の値幅は２００円程度でしたので、結構急激な動きです。

　その後から午後にかけては、僅かずつですが下値を切り上げながらのもみ合いが、長い時間続きました。

　引けにかけても同じような動きが続き、大引けは１９８１０円の７０円安で終了しました。

　ＦＯＭＣを通過し、影響があったのは、為替が円高に振れた事なのですが、それほど大きな影響は無かったように感じます。　円高に強い相場になってきているようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは史上最高値を更新し、昨日のところ、利上げの影響は無かったようです。　しかし、ナスダックは下げて終わっていますので、こちらの方が心配です。　終値では２５日移動平均線を上回っていますが、今夜下げるようなら、かなり危うい状況と考えた方が良さそうです。

　一方日経平均株価は、下落してしまいました。　今週は一度も上昇していません。　２５日移動平均線を少しだけ下回り、その２５日移動平均線も下向きになっていますので、明日以降これが頭を押さえる可能性が出てきました。　５日移動平均線も２５日移動平均線に向かって下げて来ていますので、警戒する必要がありそうです。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　為替は１０９円台ですが、夜の間に１０８円台がありましたので、再びそれを伺うような動きも想定しておいた方が良いかも知れませんね。

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