明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年4月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは小高い始まりとなり、寄り付き後は概ねもみ合いで、その中で２１０００ドルを付ける時間帯がありました。　しかし、その後は売りが優勢となり、マイナス圏に沈んでしまいます。　しかし、一方的に売り込まれる訳では無く、中盤戦には再びプラス圏に浮上しました。　後半は長いもみ合いがつづき、大引けは辛うじてプラスで終わる事が出来ました。　一気の上げに対する日柄調整が続いています。　強いと言うべきなのでしょうね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　為替が若干ですが、円高に振れた為なのでしょう。　寄り付き後は少し上に振れますが、積極的な買いが入るはずも無く、その後は少し下げてしまい、１９２２０円付近でのもみ合いに変わります。

　午後になっても同じようなもみ合いが続きますが、１時半頃からは値位置を少し下げてのもみ合いに変わります。

　引けにかけては少しだけ戻し、大引けは１９２００円の９０円安で終了しました。

　今年は５月の１日２日が営業日となりますので、通常の金曜日と同じ条件なのですが、ＧＷ前と言うイメージがありますので、新規のポジションを建てにくい環境なのでしょう。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に小幅上昇しました。　ＮＹダウは大きく上げた後の調整中です。　値幅調整ではなく、日柄調整ですので、堅調と言うべきなのでしょう。　値位置はボリンジャーバンドの＋２σの上にありますので、もう少し調整が続くかも知れません。　そうなればフラッグ型のチャートになりますので、このまま行けば調整後に高値を取って行く方向性だと考えられます。

　一方日経平均株価は、調整の一日でした。　一目均衡表の雲の中でもありますので、仕方ないですね。　来週も連休の間ですので、為替の位置によって上下して、その後はもみ合いが続くか、為替に振られる相場になるのでしょうね。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、調整予想です。　株式相場の方向性は出ないと考えるべきです。　ちなみに過去の５月１日２日両日に相場があった年の成績を調べてみました。　２日間合計は、2007年：-5.49、2008年：+119.27、2012年：-140.64、2013年：-166.82、2014年：+153.40　でした。　やはり特徴は無いですね。

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