明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年4月18日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは高い始まりとなりました。　寄り付き後は更に上げて行く展開となり、２０６００ドルに迫りました。　終盤は更に買いが加速し、２０６００ドル台に、しっかり乗せて終了しました。　前日とは、真逆の動きが出て、流れが変わる可能性が出てきたようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い始まりとなりました。　為替が円安方向に動いた事を好感したようです。ロイターによりますと、「ムニューシン米財務長官が長期的には強いドルが好ましいとの見方を示したことを受け、ドルが買い戻された。」と伝わっています。

　寄り付き後も買いが優勢で、１８５５０円まで上昇しますが、それが高値となり、その後は値を消す展開に変わります。　マイナスまでは行きませんでしたが、２００円程下げて、やっと止まりました。

　その後は少し戻して、１８４００円台でのもみ合いが続きます。

　引けにかけては同じようなもみ合いが続き、大引けは少し跳ねて１８４４０円の１３０円高で終了しました。

　ムニューシン？　ムニューチン？　マヌーチン？　メヌーチン？　メディアによって表記が違いますが、どれが正しいのか・・・？　どうでも良いけど、財務長官のドル高発言は強い味方のようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは大きく上昇し、ボリンジャーバンドの－１σを上抜け、２５日移動平均線に迫りました。　今夜下げれば水の泡ですが、上げて２５日移動平均線を超えれば、反転上昇の可能性が高まります。　２５日移動平均線は、一目均衡表の雲の上限付近ですので、ついでに雲抜けも考えられます。

　一方日経平均株価も上昇しました。　しかし、ＮＹダウ程の勢いはありません。　ボリンジャーバンドの－１σ付近まで上昇する時間帯がありましたが、そこで頭を叩かれ、結局陰線を引いてしまいました。　財務長官と大統領とでは、大統領の方が強いのでしょうか？　しかし、円高の流れが止まった可能性もありますので、今夜の為替の動きを注視したいところです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　トランプさんはドル安推進派ですが、やっている政策は、ドル高政策で、ムニューチンさんの方が正しいと考えるべきではないでしょうか。　日経平均反転に期待！

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