明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年3月16日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは小幅高で始まりました。　寄り付き後は、様子見の横ばいだったのですが、しだいに上を目指す展開になりました。　途中調整を入れ、終盤には更に上値を追う展開となり、大引けは３桁の上昇で終了しました。　ＦＯＭＣの結果は、市場予想通りの利上げ決定となり、イベント通過で買われたようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　米国の利上げ決定で、為替が円高に振れた事を嫌気した寄り付きです。　本来米国の利上げはドルが買われるはずなのですが、円高に振れたと言う事は、既に折り込まれていたと考えなければならないのでしょうね。

　寄り付き後は、少しもみ合った後、少し戻し、１０時頃から再び買いが入り、±０付近まで戻しました。　その後から午後にかけては小安いところでの小動きが続きますが、１時前頃に買いが集まり、１９５００円に迫り、それが本日の高値となりました。　その後は少し下での小動きが続きます。

　引けにかけては±０付近でのもみ合いが続き、大引けは１９４４０円の１０円安で終了しました。　現物の日経平均株価は、辛うじてプラスを死守しました。

　米国は、利上げで株高になり、日経平均は、米株高と円高が相殺され、Neutralと言う結果でした。　イベント通過後のドタバタが終わり、今後の為替の方向性が気になります。　円安方向だと思いたいのですが・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウはＦＯＭＣの結果を受け、大きく上昇し、上昇波動の初動のような形になりました。　今夜下げればダメですが、上げれば上昇波動が発生する可能性が高まります。　米国株高とドル高の恩恵を受けたいものですね。

　一方日経平均株価は、ほとんど変化なく終わりました。　ただ、為替の動きと比較しながら見ていましたが、円安に反応し、円高に対しては抵抗力があったような感じです。　結果も少しだけですがプラスで終わり、しっかりした相場に見えました。　為替離れは無理かも知れませんが、条件が良ければ、今後２万円を目指す展開があっても良いと思います。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　まずは１３日の高値を目指して欲しいものです。

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