明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年3月10日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に小幅上昇しました。　ＮＹダウは前日の終値付近からのスタートとなりました。　寄り付き後は概ね小幅高での小動きを繰り返していたのですが、後半に下振れし、２０８００ドルを下回ってしまいます。　しかし、終盤にはしっかり戻し、僅かなプラスで大引けとなりました。　実質、動かなかったと言うような一日でした。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小高い始まりとなりました。　寄り付き後は少し乱高下しますが、しだいに上を目指す展開となりました。

　午後は少し調整しますが、安くなったところは、しっかり拾われ、徐々に下値を切り上げる展開となりました。

　引けにかけては１９５００円にタッチする場面がありましたが、大引けは１９４７０円の３００円高で終了しました。

　為替が円安方向に振れ、午後からも円安が進んだ為、大きく上げる事が出来ました。　今日はＳＱ日で、ＳＱ値は１９４３４.３０円と伝わっています。　ＳＱ値を発射台として、かなり上げましたので、来週も期待できるのではないでしょうか。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しましたが、結果的には方向性は無く、ほとんど止まった状態です。　これで調整６日目で、１日の急上昇前の水準あたりまで下げましたので、そろそろ反発しても良い頃だと思います。　今夜の雇用統計は良い数字が出てきそうですので、利上げしても大丈夫と言う判断が出来れば、上に動き出すかも知れません。

　一方日経平均株価は、円安のおかげで、大きく上昇し、終値で昨年来高値を更新しました。　値位置はボリンジャーバンドの＋２σに接近してきました。　今年過去２回ありましたが、いずれもその後失速していますので、今度こそ３度目の正直となって欲しいものです。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　米雇用統計を受け、ＮＹダウは上昇し、利上げが決定的と言う事で、円安が進む。　そうなれば、２万円にチャレンジして行く流れが発生しそうです。

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