明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年3月8日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは小安い始まりとなり、寄り付き後は更に売られる展開となりました。　売り一巡後は急速に戻し、プラス圏に浮上します。　しかしそれ以上の買いは入らず、再びマイナス圏に沈み、安値追いとはならないものの、小安いところでの小動きが続きました。　連日、動かない相場が続いています。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、昨日の終値付近からのスタートとなりました。　寄り付き後は売り物に押される形で、安値を追う展開となり、１０時半頃には１９２００円を割り込んだところでやっと止まりました。

　その後は少し反発し、１９２００円台での小動きに変わります。

　午後になっても動かない相場が、ズーーーと続きます。

　引けにかけては少し買いが入り、午後の値幅を上抜きますが、時遅し。　大引けは１９２５０円の１００円安で終了しました。

　上げの特異日、そして強い水曜日・・・アノマリーは、やはりアノマリーで、あてにはならないようです。　残念・・・。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは３日連続で、十字足に近い形になっています。　３月利上げが本当にあるのか・・・気になるのでしょうね。　雇用統計の結果で利上げが決まりそうで、今夜はその前哨戦のＡＤＰ雇用統計が発表されます。　時々結果が異なる事もありますが、早ければその結果で動き出すかも知れません。

　一方日経平均株価も、下落し、後半はほとんど動きませんでした。　場中に２５日移動平均線を下回る時間帯がありましたが、引けでは何とか戻しました。　一目均衡表の雲の上限に、かなり近づいてきましたので、そろそろ何とかして欲しいものです。　個別は元気な株が多いようで、お金はそっちに流れているのでしょうね。　

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想ですが、仮に下げても限定的だと考えています。　後はＮＹダウはしだい、為替しだいの相場となるでしょう。　ＡＤＰ雇用統計に期待したいところです。

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