明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年3月1日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは安い始まりとなりますが、寄り付き後は細かい上下を繰り返しながら、何とかプラスになるところまで戻しました。　しかし、その後売り物に押され、２０８００ドルを下回ってしまいました。　後半はマイナス圏での一進一退が続き、プラス圏に浮上する事無く、大引けとなりました。　久しぶりのマイナスでしたが、まだ買い気も残っているような感じの相場でした。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い始まりとなりました。寄り付き後はもみ合いが続いていましたが、９時１５分頃に一気に吹き上げます。　その後は小動きとなり、１０時半頃からは吹き上げた分をほぼ消してしまう動きとなりました。

　午後になると右肩上がりのトレンドが発生し、どんどん上げて行き、１９４００円付近まで上昇しました。　上昇後は高値もみ合いが続きます。

　引けにかけても高値もみ合いが続き、大引けは１９３９０円の２６０円高で終了しました。

　昨夜の為替は円高方向に振れたのですが、日が替わる頃から円安方向の動きとなり、トランプ演説が終了しても円安の動きが続きました。　演説は、たいしたインパクトは無く、矛盾もありましたが、円安が大きく影響した一日でした。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは小幅下落しましたが、今のところトレンドが替わった兆しはありません。　ただ、ＭＡＣＤのラインが少し頭を下げた事が気になります。　今夜上げれば問題ないのですがね・・・。　トランプ演説を投資家がどう判断するのか？　具体的な事や、目新しい事は一切ありませんでしたので、更に買われるか、出尽くしになるのか、蓋を開けて見なければ分かりません。

　一方日経平均株価は、円安のおかげで上昇しました。　しかし、直近の高値は抜けませんでしたので、今のところ上へのトレンドが発生した訳では無く、依然としてトレンドの無い状態は続いています。　今夜、更に円安が続けば、上抜ける可能性はありますが、逆の動きが出る可能性もありますので、何とも言えないところです。

　明日の日経平均株価予想は、全く分かりませんが、二つに一つと言う事で、下落予想としておきます。　今後、トレンドが出た方向に付けば良いのではと考えています。

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