明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年2月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは安い始まりとなりますが、売り一巡後は切り返す動きが見られ、プラス圏に浮上しました。　その後は調整が入り、再びマイナスになる時間帯がありましたが、後半は再び買いが入り、少しですがプラスで終了しました。　利食い売りも出ているのですが、結果プラスで終わると言う事は、よほど期待が大きいと言う事なのでしょうか？

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い始まりとなりました。　寄り付き後も買いが優勢で、１９２００円台半ばまで上昇します。　しかし、トランプ演説の前ですので、それ以上は買われず、多少の上下はあるものの、プラス圏での小動きが続きます。

　午後も同じような動きが続いていたのですが、２時台に下げ始めます。　時間の経過と共に下げ足を速める展開です。　イベントリスクを回避する動きなのかも知れません。

　引けにかけてはマイナス圏での値動きとなり、大引けは１９１３０円の１０円安で終了しました。　現物の日経平均株価は、何とかプラスで終了しています。

　明日のイベントに巻き込まれたくないと言うような動きだったのでしょうね。　誰も痛い目に会いたくないですからね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは上昇し、連勝記録を更新しました。　あらゆる逆張り指標が過熱を示し、いつ急落しても、おかしくないようなところまで来ています。　こんな期待過多の状態で、トランプ演説を迎えると、市場にとってかなり良い内容でないと許されないと思います。　トランプ演説は、市場が終了してからだそうですので、今夜の直前相場での投資行動が気になります。　こんな高い所のちょんまげは、掴みたくないですよね。

　一方日経平均株価は、僅かにプラスで終了しましたが、上げたうちには入らないと言った感じです。　高い所では、２５日移動平均線の上に出る時間帯がありましたが、結局は下回ってしまい、ローソク足も陰線になってしまいました。　一目均衡表の雲に突っ込むことは避けられましたが、明日の動きしだいでは、風前の灯火状態です。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想としておきます。　トランプ演説の余波を真っ先に受ける日本市場ですから、ブレグジットの時やトランプ大統領当選の時のような値動きを想定しておいた方が良いのでしょうね。　私は「休むも相場」です。

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