明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年2月27日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは安い始まりとなりました。　寄り付き後は２０７００ドル台での一進一退が長く続き、久しぶりのマイナスかと思っていたら、終盤に急速に戻して行き、結局は小幅プラスで終了しました。　結果は強かったのですが、かなり頭が重くなってきた印象です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　為替が円高に振れ、１１１円台に突っ込む時間帯があった事を嫌気したようです。　寄り付き後はしばらく小動きが続いていましたが、１０時台に入ると一気に下落し、一時１９０００円を割り込みました。　売り一巡後は少しずつ戻して行く展開となり、寄り付き値付近まで戻しました。

　午後は、更に戻すかに見えたのですが、それ以上の買いは入らず、寄り付き値付近での小動きが続きます。

　引けにかけても概ね変化は無く、大引けは１９１４０円の１３０円安で終了しました。

　連日為替に振り回され、弱い相場が続いています。　トランプ演説待ちの相場ですが、為替が円高方向に動いているので、なかなか買えない相場ですね。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは何とか上昇しましたが、前日の高値を抜く事が出来ませんでしたので、そろそろ止まっても良いタイミングなのかも知れません。　トランプ演説も控えていますので、すぐに急落と言う事も無いとは思いますが、今までのような勢いは無くなると考えています。

　一方日経平均株価は、下落しました。　久しぶりに２５日移動平均線を下回り、一目均衡表の雲の中に入る時間帯がありました。　引けでは何とか雲の上まで戻しましたが、ギリギリのところです。　明日安ければ調整が長引きそうですので、明日は何とかプラスで終わって欲しいものです。

　明日の日経平均株価予想は、期待を込めて上昇予想です。　しかし、為替しだいでもある事や、トランプ演説の直前と言う事もありますので、大きくは動きにくい時期です。　何があるか分かりませんので、現金比率を高めておく作戦もアリなのでしょうね。

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