明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年2月24日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちで終了しました。　ＮＹダウは小高い始まりとなりますが、利食い売りに押されるような形でマイナス圏まで売られます。　しかし、買い気もあるようで、売り一巡後は買いが優勢となり、高値を取りに行く展開となりました。　後半は高値付近での小動きが続き、大引けは２０８００ドル台に乗せて終了しました。　強さは持続し、連勝記録は更新されました。　どこまで上がるのでしょう？

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　昨夜、為替が円高に振れ、１１２円台に入った事が影響したようです。　寄り付き後は少しもみ合いますが、その後買いが優勢となり、１０時台にはプラス圏に浮上しました。

　しかし、上昇はそこまでで、午後からは下落相場となり、午前の安値に迫る場面がありました。　売り一巡後は１９３００円の下での小動きが続きます。

　引けにかけても同じような動きが続き、大引けは１９２７０円の９０円安で終了しました。

　為替の動きには逆らえないようです。　為替は一目均衡表の雲の中ですので、難しくなっています。　それに輪をかけて、トランプ大統領の演説が控えていますので、なおさらです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちで終了しました。　ＮＹダウは上昇し、史上最高値を更新しましたが、高値圏で十字足に限りなく近い形になっています。　そろそろ押し目が入るかも知れませんね。　今夜、十字足を無視して上げれば、まだ上があるかも知れませんが、逆に安くなるようならば、調整する可能性が高くなりそうです。

　一方日経平均株価は、下落しました。　しかし、２５日移動平均線を下回った訳ではありませんので、直ちに下落相場に変わると言う事ではありません。　市場に方向性は無く、トランプ大統領の演説待ちと言ったところでしょうか。　演説を受けて、為替がどちらに振れるのかが分かりませんからね。　「休むも相場」なのでしょうね。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、動かないと予想しておきますが、相変わらず為替に影響されますので、今はＮＹダウよりも、為替に注視しなければならない時期なのでしょうね。

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