明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年2月17日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安で終了しました。　ＮＹダウは前日の終値を挟んでの値動きから、一旦下に振れました。　その後はマイナス圏での小動きが続き、終盤に買いが優勢となり、何とかプラスで終了する事ができました。　昨日そろそろ止まるのでは・・・とお伝えしましたが、やはり利食い売りが出始めたようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　為替が若干円高に振れたことを嫌気したようです。　寄り付き後も、売り物に押される形で下落して行き、１９２００円を下回って、やっと止まりました。　しかし、売り一巡後は反発の動きが見られ、マイナス圏ながら、寄り付き値を上回る時間帯がありました。

　午後になると再び下を伺う動きが見られましたが、午前の安値までは届かず、その後は概ね１９２００円のすぐ上でのもみ合いが続きました。

　引けにかけても同じような動きが続き、大引けは１９２００円の１３０円安で終了しました。

　今日も為替の動きに影響された一日でした。　２月９日に反転したと思われる、為替が調整しているのが原因なのですが、あまり調整しすぎると、再び円高に動きかねませんので、そろそろ円安方向に向かって欲しいのですが、一目均衡表の雲の中にいますので、なかなか難しいのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは少し一服と言ったところでしょうか。　しかし、まだボリンジャーバンドの＋２σよりも上に位置していますので、まだ上げる可能性も残っています。　ただ、米国は、来週の月曜日は祝日になりますので、今夜は３連休前の相場となります。　普通に考えたら、一旦売っておいて・・・半分売っておいて・・・などと考える投資家も多いはずですので、押し目を入れる可能性もあります。　新規の建玉は少ないのでしょうね。

　一方日経平均株価は、下落してしまいました。　世界の株は高いのに、また日本だけが置いて行かれたような感じです。　ＪＡＳＤＡＱは上がっていましたので、資金はそっちへ行ってしまっているのでしょう。　そんな時期なのでしょうね。　為替が再び円安に向かうのを待つしかないのでしょうね。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、下落予想です。　今のところ目先下を向いているようなので、来週月曜日は２５日移動平均線に絡むような動きを想定しています。　２５日移動平均線と一目均衡表の雲の上限は、ほぼ同じようなレベルですので、正念場かも知れません。

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