明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年2月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちで終了しました。　ＮＹダウは安い始まりとなり、寄り付き後は２万ドルのすぐ上での小動きが続きます。　多少の上下はあるものの、概ね動かない相場で、後半は更に膠着状態が続きました。　方向感は無く、何かを待っているかのような相場でした。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後は一旦下を目指す展開となりますが、９時半頃からは相場が反転し、±０まであと少しのところまで回復しました。

　午後になると再び値を消す展開となり、終盤には下げ足を速める場面がありました。

　引けにかけては少し戻しての値動きが続き、大引けは１８９１０円の８０円安で終了しました。

　結果的に終日方向性は無く、日米首脳会談待ちなのでしょうね。　麻生さんが呼ばれていますので、為替の事が話題に上ると、日経平均にも影響しますので、なかなか手が出ませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは史上最高値後の反落となり、ボリンジャーバンドの＋１σ付近まで下げました。　今夜上がれば問題は無いのですが、下がるよな事になれば、一つの上昇波動が終了する可能性が出てきました。　ＭＡＣＤも陰転したままですので、気を付けた方が良いかも知れません。

　一方日経平均株価は、反落してしまいました。　昨日５日移動平均線を上回り、相場が反転する可能性を残していたのですが、本日の下落で５日移動平均線を下回り、反転失敗となりました。　一目均衡表の雲の中でもありますので、そう簡単にはいかないようです。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じようなところで推移するか、週末でもあり、日米首脳会談前でもありますので、むしろ下げる可能性が高いと考えています。　相場の方向性を考えるのは、イベント終了後で良いのではないでしょうか。

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